沖縄県事業の紹介

沖縄県のオニヒトデ対策事業について

これまで沖縄県は、オニヒトデ大量発生のメカニズムを解明する調査研究や大量発生の予測方法の検証を行うとともに、地域団体が実施できる稚ヒトデモニタリングを支援してきました。現在ではオニヒトデ大量発生を未然にふせぐための啓発やモニタリング方法の普及に力を入れています。しかし、稚ヒトデの分布状況などオニヒトデ大量発生を予測するための情報は少なく、予測できる海域は限られています。そこで、大量発生の予測に必要な稚ヒトデモニタリングの情報を県内各地から集め、予測結果を公開するためにホームページを作成することにしました。

また、大量発生が予測されたときに備え、連絡体制や駆除の実施体制などの枠組みや、保全区(関係者が「守るべき」、「守れる」、「守りたい」場所)を協議する場についても、過去に組織されたオニヒトデ対策会議のような例を参考に検討しています。

オニヒトデ大量発生を予測する体制のイメージ